受変電設備は定期的な診断を!
受変電設備の保守、点検作業を行っている三協電検です。
受変電設備の点検作業では電磁波の検出、放電の検出、接触不良の検出、内部機材の劣化などをチェックしていきます。
まず、放電していないかのチェック方法はAEセンサーを活用し、解析していきます。
AEセンサーとは絶縁物劣化が起こった場合に、どの部分で放電が行われているのか、感知する機械のことです。
波形分析を行い、異常が察知されればその部分を中心に検証していきます。
他には熱診断点検もあります。
サーモグラフィーを活用し、機材全体の熱量を測定していきます。
異常に高温が検出されれば、その部分の接触不良や資材劣化などが考えられます。
受変電設備は人の目で見て単純に劣化しているかを判断するだけでなく、国土交通省が定めている劣化評価表というものがあるので、それと見比べながら現在の状態を分析し、部品交換などを行っていきます。
特に基準となる耐用年数を超えている部材や機器に関しては、入念なチェックを行い、仮に損傷や異常が見られなくても新品のものと交換するケースもあります。
受変電設備は専門知識を有する管理会社が、どの時期にメンテナンス、点検を行った方が良いという推奨時期を指定しますので、そのタイミングで検証するのが望ましいです。
異常を感じてから修繕依頼などをするのは好ましくありません。